直接支払い,補助事業 対話5(2020.1.27)

若い人に言うのは気が引けますが・・

AI化への研究投資は重要ですが,毎年5000億円分の基盤整備や機械を作って農家に配れば,5000億のお金はすべてメーカー,土木,事業体(農水の外郭団体や農協)にわたって,メーカーは山ほどお役人を天下りさせて,政治家に山ほど献金を配ります。生産コストは下がりますが,その分農産物価格は暴落して,農家の負担金は増えて収入は減って山ほど倒産します。消費者は得しますけどね。

そういうことを本当にやりたいのなら,農家に秘密でやらないと。

EUでもアメリカでも農家への直接支払いが基本ですよ。結果は同じでも,お金をどう使うかは,個々の農家が決めなければなりません。個々の農家が決めるからこそ公平な競争が生まれ,技術革新が生まれます。

基盤整備もできるところはほとんど終わってるでしょ?

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参考
共通農業政策(CAP)50周年を迎えて
http://eumag.jp/feature/b0912/

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