草木灰の成分と使い方

薪ストーブから、けっこうな量の灰がでる。

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有機物を構成する元素は、水素H、酸素O、炭素C、窒素N、リンP、カリウムK、カルシウムCa、マグネシウムMg、亜鉛Zn、硫黄Sなどである。有機物を燃やすと、H、O、C、Nは大気中に拡散してしまうので、P、K、Ca、Mg、Zn、S、微量要素などの金属元素が残る。この金属元素が灰となる。
草木灰(そうもくばい)のおもな成分は、炭酸カリウム(K2CO3)である。うち5%ほどが水溶性のカリウムとされている。植物体の中では、リンは果実や葉に多く含まれるので、枯れ草や木材を燃やしてできる灰に含まれるリン酸は1~2%とされている。ただし、植物の種類や、植物の部位によって、灰に含まれる成分はかなり異なる。塩基が多いので強いアルカリ性を示す。
昔から灰は貴重な肥料で、日本でも、平安朝時代に草木灰を利用した記録がある。江戸時代には、灰集め、灰問屋が灰を都市からすべて回収し、農家に販売していた。
施用法の基本は、うね立ての前に植溝に施しすぐに混和する。こうすれば風に飛ばされず、雨でもあまり流亡しない。元肥時の施用量は反当たり200kg以上(1㎡当たり200g以上)とされる。
アルカリ性が強いため、堆肥と混ぜると、堆肥中のアンモニアが揮散しやすくなるので、混用をさける。追肥で使うときは、溝に施すか、土寄せのときに土といっしょに株元へ寄せる。追肥時の施用量は、反当たり100kg以上(1㎡当たり100g以上)施すと効果が高い。
成分含量が原料などにより変動することから、肥料取締法では、特殊肥料として扱われている。
http://www.famic.go.jp/ffis/fert/kokuji/25k0177.htm

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投稿者: jcmswordp

著述、企画、編集。農家が教えるシリーズなど

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